ゲームオブウォーCMの棒読み女性・吉松育美、ストーカー騒動の真相と現在
2016/09/03
『来たれ勇者たち、私のヒーローにならない?』
これはスマートフォン向けゲーム「Game of War – Fire Age(ゲームオブウォー)」のCMだ。
CM内で黒髪の美女が語り掛けるが、セリフが棒読みすぎて気になる視聴者も多いだろう。
彼女は吉松育美(よしまついくみ)だ。
実は彼女、過去にとある騒動でワイドショーに取り上げられたことがあるため見たことがある人も多いはずだ。
日本外国特派員協会で記者会見を開くほどの騒ぎだったが、結局その騒動の結末や真相はどうだったのだろうか?
吉松育美と騒動について調べてみた。
吉松育美(よしまついくみ)プロフィール
- 生年月日
- 1987年6月21日
- 出身地
- 佐賀県鳥栖市
- 血液型
- O型
- 身長
- 170cm
- 体重
- 不明
- スリーサイズ
- B.88 – W.61 – B.90cm
- 靴のサイズ
- 24.5cm
- 最終学歴
- 聖心女子大学 卒業
- 趣味
- ランニング / ヨガ / 読書 / 映画鑑賞
- 特技
- 英会話
- 所属事務所
- IYグローバル合同会社
- 活動ジャンル
- オピニオンリーダー / 作家 / 女優 / 活動家
- 公式サイト
- Ikumi
- ブログ
- 吉松育美オフィシャルブログ「Beauty Healthy Happy」
- YouTube
- Ikumi Yoshimatsu – YouTube
- yoshimatsuikumi
- ikumiyoshimatsu
吉松育美は1987年6月21日、佐賀県の生まれた。
身長170cm、スリーサイズは上からB.88 – W.61 – B.90というさすがのスタイルだ。
所属事務所は「IYグローバル合同会社」で、いわゆる個人事務所だ。
父親がモスクワ五輪の陸上競技日本代表だったこともあり、彼女自身も学生時代には陸上競技に取り組んでいた。
佐賀県高校総体女子100mハードルで優勝した実績もある。
2012年には東京マラソンにも参加、完走している。
皆様、東京マラソン無事に完走することができました!
感想を一言で言うなら。。。「ありがとう」です><!
ミスインターナショナル日本代表
吉松育美は、沖縄で開催された2012年ミスインターナショナル世界大会でグランプリに輝いた実績がある。
ミスインターナショナル世界大会で日本人がグランプリを獲得するのは史上初の快挙だった。
当時、グランプリが発表された時の心境を吉松育美は次のように語っている。
(吉松さん)世界大会の最終審査で、「5位、4位…」と呼ばれるときの心境は不安と自信でぐちゃぐちゃでした。
その中で「ミス・ジャパン」と呼ばれたときはもう真っ白。と同時に「やっとかなった」という思い。達成感でいっぱいでした。
家族や応援してくれた人たちとステージでハグして、喜びを分かち合えたのは一生の思い出です。
実は、もうあんまり覚えていません(笑)。あまりに衝撃的で。
でも2011年のミス・インターナショナルから冠をもらった瞬間と、その冠の重さは忘れられません。
実はハリウッド女優?
冒頭でゲームオブウォーのCMにおけるセリフが棒読みだと記したが、吉松育美はハリウッド映画に出演したことがあるのだ。
その出演作品がこちらだ。
- 『It’s Her Not Me』(映画;ハリウッド/プリプロダクション)
- 『Way of the Urban Soul』 (2015)(映画:ハリウッド/プロプロダクション)
- 『Trilogy』(映画:ハリウッド/プロプロダクション)
‘あの’パソナグループで働いていた?
ここから少々胡散臭い話に突入していく。
ミスインターナショナル世界大会でグランプリに輝いた吉松育美は、大会後に勤務先へその結果を報告した。
その勤務先とはパソナグループだ。
「第52回ミス・インターナショナル世界大会in沖縄2012」で日本人初のミス・インターナショナルに輝いた吉松育美さん(25)が29日、勤務先の「パソナグループ」本社(東京都千代田区)を大会後初めて訪れ、同僚や上司などに優勝を生報告した。吉松さんは「ホームに帰ってこられてほっとしました。(同僚や上司の)顔を見られてうれしい」と安堵(あんど)の表情を浮かべ「(ミス・インターナショナルの)願いがかなって感謝の気持ちでいっぱいです」と語った。
吉松育美は、パソナに登録している女性派遣スタッフのスキルアップセミナーや講座などにかかわっていたようだ。
パソナグループと聞けば反応する人も多いだろう。
それもそのはず。
チャゲ&飛鳥のASKAが覚せい剤事件で逮捕された際の報道内容にパソナの名前が含まれていたからだ。
仁風林なる、パソナが所有するVIP接待の館の存在が公にされたのだ。
パソナといえば、ASKA覚醒剤事件(2014年5月)で、ASKAと一緒に逮捕された愛人の栩内香澄美被告(2015年1月13日、東京地方裁判所は懲役2年執行猶予3年の有罪判決を言い渡した)が南部社長の秘書で、ASKA容疑者と知り合ったのが、同社の”VIP接待の館”「仁風林」であったことが明らかになった。
「働く女性を応援する」としながら、女性社員が経営幹部をセクハラで告発したとも言われているように、パソナには胡散臭い噂が後を絶たない。
ミスインターナショナルに輝くほどの美貌を持つ吉松育美とパソナとなれば、黒い想像をするのも仕方がないだろう。
‘あの’ストーカー騒動で時の人に
吉松育美とパソナは、あくまで黒い想像というだけだ。
パソナには常に胡散臭い噂が存在しているが、彼女とパソナの間にトラブルがあったという話ではない。
こちらで取り扱うのは、それとは違い吉松育美本人が表舞台に立って訴えてきた話である。
ミスインターナショナル世界大会グランプリから約1年後。
吉松育美は、グランプリの任期満了直前に脅迫やストーカー被害にあっているという告白をブログで行ったのだ。
このブログ記事は、現在削除されてしまっているので内容の確認はできない。
また、このストーカー被害の件は不思議な事にマスコミが沈黙を保っていたのだ。
そのため、当時のストーカー被害に関する記述を確認する術が少ない。
唯一取り上げていたのは、彼女の故郷である佐賀県の佐賀新聞である。
鳥栖市出身で日本人初のミスインターナショナル吉松育美さん(26)が「脅迫や嫌がらせによって、世界大会での最後の役目を奪われた」と自身のブログで明らかにした。
ブログは11日付で、タイトルは「心配してくれている皆様へご報告」。東京で開催中のミスインターナショナル世界大会で新しいミスに王冠を受け渡す予定だったが、主催者の国際文化協会から「体調不良を理由に参加を自粛してほしい」と要請されたという。
要請の原因は、大手芸能事務所の男性が大会の協賛企業に脅迫的な電話をかけたためとし、この男性から1年前から脅迫やストーカー行為を受けていた-と書いている。
関係者によると、この男性と吉松さんの海外エージェントを務める米国人男性に金銭トラブルがある。
騒動の要点
佐賀新聞の報じた内容からストーカー騒動の要点をまとめると次のようになる。
- 大手芸能事務所の男が国際文化協会を通じて吉松育美が行うミスインターナショナルの王冠の受け渡しを阻止
- 1年ほど前から脅迫・ストーカー行為を受けている
- 男と吉松育美の海外エージェントの間には金銭トラブルがあった
- 男は事実無根と否定
芸能事務所の男と海外エージェントとは誰?
この記事に登場する手芸能事務所の男とは、大手芸能プロダクション「ケイダッシュ」役員で「パールダッシュ」社長の谷口元一。
吉松育美の海外エージェントで金銭トラブルがあるとされる米国人男性はマット・テイラーだと言われている。
そして裁判沙汰に
吉松育美は刑事告訴と民事提訴を起こした。
彼女の主張は、谷口元一から「テレビ局の収録現場にやってきて無理やり外に連れ出すなどのストーカー行為を受けた」というものだ。
事の詳細については「日本外国特派員協会」での会見で確認できる。
首相夫人も全面協力
吉松育美の主張には、首相・安倍晋三の夫人である安倍昭恵も全面的な協力を宣言して注目を集めた。
そして厳しい判決
吉松育美は、裁判所に証拠品としてテレビ局内でのストーカー行為が収録された音声データを提出した。
しかし、東京地裁は彼女の申し立てを退ける判決を下したのだ。
提出された「つきまとい行為の証拠品」である音声データには、ストーカー行為を証明する音声が録音されていなかったというのだ。
終結
吉松育美は、2016年2月10日付けのブログで「裁判は和解に終わりました」と係争の集結をブログに示した。
これまでのストーカー行為に関するすべての発言を撤回し、謝罪文を掲載するという形でストーカー騒動は一応の決着となった。
しかし、これは吉松育美が非を認めたというより和解を選択せざるを得なかったというのが本音のようだ。
彼女は、自身のについて「力不足」としながらも「和解の報告以外は何も発言できない」「日本の裁判で立証することの大変さを経験した」と無念を隠し切れなかったようだ。
騒動の真相は?
結局、このストーカー騒動は何だったのか?
一部では、この騒動の裏は谷口元一側からマット・テイラーへの接触が目的であり、吉松育美のストーカー騒動は隠れみのに過ぎなかったとされています。
「同幹部が求めていたのは吉松氏への接触ではなく、彼女の海外エージェントの窓口であるマット・テイラー氏への接触だったんです。マット氏は08年頃、核兵器解体の映像化話を同幹部に持ちかけ、1100万円を借り受けましたが、計画は頓挫。同幹部はマット氏に返済を求めていました。しかし、連絡がつかない状況になっていたんです」
当初から大手メディアは黙殺し、地方紙やインターネットメディア、海外メディアなどが中心に報じるという異常性が感じられたこの騒動。
仮に真相とされる内容が真実であるならば、力のある芸能事務所関係者はが人ひとりの動きを封殺するために大手メディアをコントロール出来るということになる。
日本の芸能界やマスコミとは恐ろしいものだ。
吉松育美の現在は?
和解後の吉松育美はどうしているのだろうか?
ゲームオブウォーのイメージキャラクターとしてCM出演が確認できている。
その他の活動として、2020年の東京オリンピック招致にかかわったり、、書籍・写真集の出版、アメリカでの映画制作などを行っているようだ。
- 写真集はアメリカで出版イベントを行う
- ゲームオブウォーは海外製のアプリ
- アメリカでの映画製作
![]() Making 世界一【電子書籍】[ 吉松育美 ] |
このように、活動の場が海外になっている。
これは、一連のストーカー騒動と裁判の和解による影響なのか、偶然にも海外での活動が多いものなのか・・・。
要するに干された状態になっているのだ。
彼女が今後、国内で芸能活動を行うのは難しいのかもしれない。