『サラリーマン向かない!』大宮エリーが電通を辞めた理由
2016/09/04
時々ゲストやコメンテーターとしてテレビに出演する大宮エリー。
元々は電通でCM制作に携わっていた彼女は、独立するとCMだけでなく作家や映画監督、画家、果てはテレビやラジオなど様々な活動を行うようになった。
最早、本業が何なのかよくわからないレベルだが、それだけ多才ということか。
では、大宮エリーはどうして電通を辞めたのだろうか?
それほど様々な才能に恵まれているなら電通社内でものしあがっていけそうなものだが。
大宮エリーが電通を去った理由を調べた。
大宮エリープロフィール
- 本名
- 大宮恵里子
- 生年月日
- 1975年11月21日
- 出身地
- 大阪府
- 血液型
- A型
- 最終学歴
- 東京大学薬学部 卒業
- 特技
- バイオリン
- 資格
- スキューバダイビング
- 所属事務所
- 大宮エリー事務所
- 公式サイト
- 大宮エリーOFFICIAL WEBSITE
- @tsubu_ellie
- Google+
- 大宮エリー
冒頭でも説明したが、大宮エリーはCMディレクターや作家、映画監督、テレビ・ラジオ出演などその活動が幅広い。
どれが本業で、どういったジャンルに精通しているのかもわからなくなる広さだ。
ただ、能力的には文系なのだろうということは察することはできる。
それにも関わらず、彼女は東京大学の薬学部の卒業生なのだ。
薬学と言えば理系のはずだが一体どんな人生を歩んできたのだろうか?
1975年11月21日に大阪で生まれた大宮エリー。
本名は大宮恵里子だ。
桐蔭学園を卒業後、浪人を経て東京大学薬学部に合格した。
彼女が東京大学の薬学部を目指した理由は、父親の病を治したいという点にある。
ただし、理系が苦手だったために数学が0点でも受かる可能性がある大学として東京大学選んだようだ。
大学卒業前、薬剤師の国家試験を受けるように促されたが、やはり自分には向いてないという考えに至った。
その結果、皆が勉強している中で自分だけが地球の裏側で踊っていたら面白いと思い、試験当日にブラジルで行われるリオのカーニバルへ向かった。
結局、薬学は自分に向いてないと判断し、電通で広告代理店の仕事に辿りついたのである。
電通時代の実績
以下は、大宮エリーが電通時代に携わったCMのリストだ。
- ネスカフェゴールドブレンド(緒形拳 / 奥田瑛二 / 唐沢寿明 / 三谷幸喜)
- 牛角
- NTTドコモ
- ミンティア
- トッポ
- 超割告知「超割カップル / 超割アイドル / 超割神さま」
- キャッシュバックキャンペーン告知「気のせい」
- ネスカフェゴールドブレンド「緒形拳 ちょっと違う、いい時間」
- SKY PerfecTV!「先生」
- 住宅ローン「住宅ローン 追われる」
- SKY PerfecTV!「バス/先生/100%ニイガタ」
- ネスカフェゴールドブレンド「こんなところでダバダ 選手宣誓/自動音声/教会/車掌」
- 公共広告「汽笛男」
- 公共広告「遮断機男」
- 企業「イヒ!ウォーターメロン/イヒ!キャットフィッシュ/イヒ!ブラックティー/イヒ!エッグプラン」
- ネスカフェゴールドブレンド「コーヒーイマジネーション・時計」
- ネスカフェゴールドブレンド「ラジオ絵本 1ボールペンの一生/2おばあさんのコーヒーカップ/3海を忘れた貝殻」
電通を退社。その理由とは?
2006年、大宮エリーは電通を退社して独立した。
広告業界で華々しい活躍をしていたように見えるが、なぜ天下の電通を退社したのだろうか?
その理由は、会社組織が自分に向いていないというものだった。
特に経費精算やスケジュール管理といった事務的な作業が苦手のようで周りに迷惑を掛けると考えたようだ。
仕事は楽しかったし、会社も好きだった。でも結局7年で退社。「自分は組織には向いていないんじゃないかと思ったんです。出張申請やホワイトボードに行き先を書くなどの行為が苦手で、私がいたら周りに迷惑を掛けるんで」
薬学から広告業界への転向、組織から個人への独立。
人生の岐路において、大宮エリーは常に「向いていない」という判断をしてきたようだ。
独立後に携わった仕事
独立後は個人事務所「大宮エリー事務所」を設立して活動を行うようになった。
CM制作に携わる一方、映画監督デビュー。
初監督作品「海でのはなし。」はヒット作となった。
テレビやラジオなどタレントとしての出演も行う。
特にテレビ朝日の深夜番組「タモリ倶楽部」では、お酒を扱う企画では出演することが多い。
ラジオとUstream番組
J-WAVE(FM:81.3MHz)では「THE HANGOUT」というラジオ番組で水曜日のMCを担当。
この番組は、クリエイターが深夜に語り明かすという趣旨だ。
⇒ THE HANGOUT MONDAY-THURSDAY [23:30-25:00] クリエーターが深夜のたまり場で語り明かす。
酒瓶を空けながら放送しているというが、このスタイルはUstreamのトーク番組「スナックエリー」と同様のものである。
独立後のCMの仕事
大宮エリーが電通を退社したのちに携わったCMは次の通り。
H&I「屋上の少女」
グリコ「みんなに笑顔を届けたい」ドレミの歌
グリコ「みんなに笑顔を届けたい」ピクニック
山崎まさよし「ADRESS」CM 小さなレコード屋の話
画集に個展。画家・大宮エリー
大宮エリーは2012年から展覧会を開催している。
これは書籍の表紙だが、大宮エリーの作品だ。
「A DIRECTION」と題された絵で2013年のものである。
2016年5月28日からは「「シンシアリー・ユアーズ ― 親愛なるあなたの 大宮エリーより」と題した個展が開催されている。
この個展では、大宮エリーの新作絵画と代表的な絵画作品が展示されている。