ガサガサ声のプロレスラー本間朋晃が「こけし」と呼ばれる理由
2016/09/01
バラエティで見かける金髪色黒のプロレスラー。
リングコスチュームも黄色のパンツで良く目立つ。
さらに声がガサガサで何を言っているのかよくわからない。
その男の名は本間朋晃(ほんまともあき)だ。
「こけし」のニックネームでもお馴染みの人気レスラーである。
彼の声は、あまりに特徴的で本当に何を言っているのか聞き取ることが難しい。
その滑舌の悪さは、天龍源一郎や長州力を凌いでいると言えるだろう。
本間朋晃は何故これほどまでに声がガサガサになったのだろうか?
彼のプロフィールやガサガサ声になった理由に迫る。
本間朋晃(ほんまともあき)プロフィール
- リングネーム
- 本間朋晃
- 愛称
- コケシ / マホン
- 生年月日
- 1976年11月18日
- 出身地
- 山形県東根市
- 身長
- 181cm
- 体重
- 102kg
- 入場曲
- trick・ster / HEADING FOR TOMORROW
- 得意技
- コケシ
- 所属
- G-TALENT
- 公式サイト
- 本間朋晃 | シアタープロレス花鳥風月
1978年11月18日、山形県生まれ。
身長181cm、体重102kg。
昔で言うヒール(悪役)レスラーに分類されるが、プライベートでの人柄の良さからファンの受けも良い。
先輩レスラーの真壁刀義が出演していた日本テレビ系「スッキリ!!」のコーナー「うまいッス!」へ初登場した際、あまりの滑舌の悪さ、ガサガサ声でMC加藤浩次や視聴者に絶大なインパクトを与える。
華原朋美に告白
本間朋晃は、アーティストである華原朋美の大ファンとのことだ。
本間は7月に放送された日本テレビ「有吉ゼミ」で19年間ファンだったという華原に「お友達からでいいので」と交際を求めた。関係者によると放送以降、本間は毎日のように熱烈な求愛メールを送信。華原の心も徐々に交際に傾いていた。
しかし夏ごろ、本間をめぐり「別の女性と交際トラブルになり訴訟を起こされている」という噂が上がった。本間に近い関係者によると、何らかの形で噂を聞いた華原に真相を尋ねられる形で、本間は別の交際女性がいることを認めたという。
日本テレビ系のバラエティ「有吉ゼミ」で華原朋美と初対面した本間朋晃。
番組内で本間朋晃から華原朋美に対して告白をしたことで話題になった。
「お友達として」
結果的にはこのような返答で避けられた。
交際中の女性とトラブル
しかし、そうはいっても所詮は番組企画ということなのだろうか。
本間朋晃には、この時期に交際中の女性が居た。
その女性とは、女子プロレスラーの市来貴代子だ。
市来貴代子は、本間朋晃からDVを受けているとして「週刊女性」に被害の告白をした。
記事に記載されているDVの内容はこうだ。
- 最初に顔面をグーで殴られた
- その後、身体を蹴られた
- フローリングに頭を打ちつけた
- 首を絞められて内出血を起こした
声がかすれて何を言っているか聞きとれない“ハスキーボイス”が話題になっている本間朋晃選手です。悪役なのにスイーツ好きというギャップも面白がられて、最近はバラエティー番組でも活躍しています。ふたりが同じ団体に所属していた時期に、付き合い始めたという話です
リング外では人の好い性格で知られる本間朋晃のイメージからは想像もつかない。
市来貴代子のDV告白を当然のことながら本間朋晃は全否定した。
それによると、実際は逆で市来貴代子から本間朋晃に対するDVが行われていたというのだ。
恐ろしい口調で迫って、顔面も殴ってくるそうだ。
また、市来貴代子の受けた殴打も実際には、彼女が殴ってきたのを避けたら壁に頭をぶつけたとのことだ。
彼女は僕が出演している『スッキリ!!』(日テレ系)にも“こんな人を使っていいのか!?”と電話をかけているようで困っています。仕事の邪魔をされているんですよ
ふたつの記事を読み比べると、双方が真逆の主張を展開している。
お互い、相手が嘘をついている、自分が正しいという。
完全に話がこじれてしまっているようだ。
これでは、裁判に頼らなければ一生解決を見ないのも仕方がない。
このふたりはの問題は訴訟に発展したとされるが、その後どのような状況を迎えているのかは公になっていないようだ。
プロレスラー本間朋晃はどんな選手?
プロレスラー・本間朋晃は1997年5月18日に大日本プロレスからデビューした。
その後は、全日本プロレスや新日本プロレス、G-TALENTなど様々な団体を渡り歩いている。
本間朋晃のファイトスタイルは、突貫ファイトでとにかく全力で相手にぶつかっていく。
得意技は「エルボー」「ラリアット」、そして代名詞とも言えるオリジナル技「こけし」だ。
こけし?
本間朋晃が使用する技「こけし」は、要するにダイビングヘッドバットのことである。
「こけし」は本間朋晃のニックネームにもなっているが、そのあたりの由来は後述する。
ヘッドバット技「こけし」には、いくつはバリエーションが存在している。
こけし 基本形
リングのトップコーナーから相手の肩口にヘッドバットを叩き込む。
小こけし
助走を付けながら、仰向けに倒れている相手ヘッドバットを叩き込む。
大こけし
場外でダウンしている相手にヘッドバットを放つ。
こけしロケット
ロケットのように相手にぶつかっていく。
本間朋晃が「こけし」と呼ばれる理由
本間朋晃が「こけし」と呼ばれるのは、技の名称から来ている。
しかし、そもそも彼の得意技「こけし」が「こけし」と呼ばれる理由は何なのか?
その理由はふたつあるようだ。
- 試合を観戦していた子供から「こけし」みたいと言われた
- パートナーの真壁刀義が「山形出身なんだからこけしでいいんじゃない?」と言われた
このようにプロレス雑誌のインタビューで答えていたのだ。
「こけし」は、それほど成功率の高い技ではない。
技を繰り出す前のデモンストレーションが長すぎるのだ。
それでも「こけし」を繰り出す本間朋晃の姿勢が観客にウケて、いつのまにか「本間朋晃 = こけし」と呼ばれるようになったのだ。
いつからガサガサ声に?
当然だが、本間朋晃は最初からガサガサ声だったのではない。
彼が今のガサガサ声になってしまったのは2005年のこと。
試合中に相手選手のラリアットの拳の部分が「のど仏」に接触し声帯が潰れてしまったそうだ。
ガサガサ声に悩んだ時期もあったという本間朋晃だが、転機が訪れた。
それが、冒頭でも説明した日本テレビ系「スッキリ!!」のコーナー「スイーツ真壁のうまいッス」だ。
リングパートナーでもある真壁刀義が試合中に顎を骨折したため、スイーツの試食が出来ないという非常事態が発生。
そこで代理で食レポするために登場したのが本間朋晃だった。
【動画】⇒ 音量大「スッキリ」本間朋晃レスラー和菓子の試食レポ! – YouTube
食レポなのに何を言っているのかさっぱり聞き取れないという前代未聞のレポーター。
そんな衝撃のバラエティ起用をきっかけに、本間朋晃をプロレス以外のテレビ番組で見かける機会が増えたのだった。
本間朋晃がガサガサになる前の声が聞きたい
試合中のアクシデントでガサガサ声になってしまった本間朋晃だが、それ以前はどんな声だったのだろうか?
2001年頃の試合にマイクパフォーマンスを行う本間朋晃の姿があった。
そこで、ガサガサ声になる前の彼の声がチェックできる。
【動画】⇒ IWA Japan – 2001 Volume 7 – Commercial Tape – Japanese Pro Wrestling – YouTube
※7分29秒あたりからのマイクパフォーマンス