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ネットニュースは悪という風潮!なぜ芸能人はネットニュースに批判的なのか?

      2016/09/01

最近やたらと「ネットニュース」という言葉を聞くようになった。

『ネットニュースを鵜呑みにしないで>』
『ネットニュースで都合よく編集されて文章が改変された』

特に芸能ニュースなどで大きなトピックスがあると、SNS上で芸能人がこんな感じのメッセージを投稿しているのを見かける。

ネットニュースは正しい情報を配信しない悪である

なんとなくこんなイメージになっていないだろうか?

ここで疑問が出てくる。

主に著名人が発する「ネットニュース」とは何を指しているのだろうか?

Yahooニュース?
新聞社のwebサイト?
それとも別の何か?

頻繁に聞くようになった「ネットニュース」が実はどんなメディアを指しているのかさっぱりわからないのである。
さっぱりわからないのに、一般的に「インターネットで配信されるニュースなどの情報は適当で間違いだらけ」という風潮になってきていることに違和感を覚えてしまう。

そこで、ネットニュースって何なのかをきちんと考えてることにした。

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ネットニュースの定義は何?

「ネットニュース」という単語は一体どのような定義になっているのかを調べてみた。

ネットニュース(英: Netnews、かつてはBBS[1]、電子会議[2]とも)とは、インターネット上の複数のサーバで主にテキストデータを配布・保存するシステムである。電子掲示板システムと類比されることが多いが、サーバにより保持するメッセージが異なり、メッセージ群の内容が一意に定まらない点で相違がある。

Wikipediaも掲載される情報は間違っていると著名人がコメントしているのを見かける。
誰でも編集可能なため、様々なソースを元に情報が構築されることから「芸能人などの個人的情報」などは間違った情報も多々あるのだろう。
しかし、全部が間違っている訳でもない上に一般的な単語の説明なので「ネットニュース」の定義をWikipediaから引用する。

Wikipediaによると「ネットニュース」とは「BBS」の事を指すようだ。
大雑把に言えば掲示板のことを指していると解釈しても間違いではないようだ。

芸能人の言う「ネットニュース」とは掲示板のこと?

では、芸能人が「間違っている」と文句を述べる「ネットニュース」とは「BBS(掲示板)」のことなのか?
おそらくは違う。

芸能人(著名人)と掲示板。ふたつの単語を聞くと「2ちゃんねる」が真っ先に頭に浮かぶ。
しかし「2ちゃんねる」はあくまで「便所の落書き」であり、取り扱うニュースも情報ソースありきで成立している。

そんなものを著名人が「ネットニュースは~」と声高に叫ぶことはないだろう。
「2ちゃんねる」を含んだ掲示板を指す場合は、「ネットの書き込み」と呼んでいることが多いはずだ。

著名人が指すネットニュースとは、「ニュースサイト」に掲載される記事を指していると考えられる。

ニュースサイトって?

「ニュースサイト」とは、「ニュース性のあるコンテンツ」が掲載されているインターネットサイトのことだ。

直ぐに思い浮かぶのは「Yahooニュース」や「新聞社やテレビ局などのWebサイト」である。
Yahooニュースはポータルサイト、つまり各メディアのニュースをまとめて掲載しているものであり、実質的には新聞社やテレビ局などが発信するコンテンツがネットニュースということになる。

ただし、やっかいなことに舞台はインターネットである。
旧来の紙媒体のメディアとは違い、誰でもニュースサイトを立ち上げることが可能なのである。

「ニュースサイト」には、主に大きな企業が運営するものと、個人や企業とは呼べない集団が運営する「個人ニュースサイト」が存在するのだ。

キュレーションや掲示板、ブログの存在

やっかいなものはまだ続く。

ニュースサイトの記事を収集・整理してネットユーザーにわかりやすく提供するキュレーションサイト。
ニュースサイトのコンテンツを元に好き勝手書き込める掲示板。
掲示板の書き込みをピックアップしたまとめサイト。
ニュースに対して誰でも意見や見解を発信できるブログ。

このような2次的ニュースコンテンツも存在しているのだが、これらはネットに疎い人やネットを普通に利用するユーザーにとってはニュースサイトのコンテンツと大した違いを感じないだろう。

「やっかいなもの」と述べたのは、これらの2次的ニュースコンテンツは、「悪意を持って改変が可能」なのである。

もちろん、そんなコンテンツばかりではなく正しい情報を発信するブログやキュレーションサイトも数多く存在している点は付け加えておく。

大手企業のニュースが正しいとは限らない

しかし、新聞社など従来の紙媒体を発行していた企業のニュースサイトが必ずしも正しい情報を発信しているとも限らない。

「(芸能人の)○○が××の発言が少し違ってるとテレビ(ラジオ)で訂正した」

こんな内容の記事があると仮定して、特にスポーツ新聞社や週刊誌を発行する企業の記事はこのようなタイトルになるだろう。

「(芸能人の)○○、××をテレビ(ラジオ)で痛烈批判!」

ニュースサイトに掲載するときは、このようなタイトルになる事が極めて多いはずだ。

インターネットメディアではタイトルのつけ方で読むかどうかを決めることがほとんどである。
つまり、刺激的なタイトルでないと読む価値を見出してもらえない。

そのため、ニュアンスがかなり違ってしまっても刺激的なタイトルを付けるのである。

これは週刊誌が昔から用いた手法と同種のものと思われる。

大手企業の運営するニュースサイトですら、タイトルに関して言えば東スポ化(ほとんどウソや改変に近い状態)と言っても過言ではないのだ。
タイトルで読む読まないを選択されてしまうということは、タイトルでニュース記事の内容を推測されるということ。
それは、ニュース記事の内容を違ったニュアンスで理解されるのとイコールなのだ。

もちろん、タイトルだけではない。
ニュース記事もセンセーショナルな内容にしようとメディアに都合の良い編集をして印象が変わってしまうことも珍しい話ではない。

つまり芸能人が批判するネットニュースとは?

このようにインターネット上には、従来の紙媒体以上にニュースメディアが溢れかえっている。
そして、記事へのアクセスを稼ぐために本来の情報とはニュアンスが変わってしまうタイトルを付けてユーザーを獲得するのに必死なのだ。

ニュース記事はSNSや掲示板、キュレーションサイトやまとめ記事でさらに拡散されて広まっていく。
その流れの中では、最初からニュース内容が異なってしまうこともあれば、拡散の途中で改変されることもある。

芸能人や著名人が批判する「ネットニュース」とは、大手マスコミや中小、個人ブログや掲示板なども含めた「ニュースを取り扱うインターネットメディア」全般を指しているのだろう。

知っての通り、インターネットの情報は拡散されればそれら全てを削除することは不可能である。
本来とは異なった内容がニュース記事として拡散されて迷惑をこうむった芸能人や著名人であれば、ネットニュースを「悪」として批判するのも無理はないのかもしれない。

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