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恋愛禁止違反のアイドルが裁判で罰金に・・・判決の理由とは?

      2016/09/05

アイドルグループは、メンバーの恋愛を禁止するルールを設けていることが多い。

清廉潔白や疑似的な恋愛対象としてのイメージでファンを獲得しているアイドルにとって、異性との恋愛や交友は絶対的にNGということらしい。
10代が多いアイドルグループのメンバーにとって、恋愛禁止というのはなんと酷い仕打ちである。

とはいっても、「陰で男と付き合ってるんだろ?」と理解をしているファンも多いのだろう。
事実、恋愛が表沙汰になって何かしらの処罰を受けたアイドルグループメンバーの例も少なくない。

そんな中、とあるアイドルグループのメンバーが恋愛禁止のルールを破ったために裁判沙汰になってしまった。
その裁判は前代未聞の判決となったが、一体なぜそのメンバーは訴えられたのか?

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裁判になったアイドルとは?

訴えられて裁判となったアイドルは「dokidoki」という少女6人組のグループ、そのメンバーのひとりで2015年現在は17歳の女性である。
「dokidoki」はその恋愛問題発覚後に解散している。

裁判の原告は、所属事務所。
被告は当該メンバーとその両親。

訴えた内容は、恋愛禁止のルールを破ったために所属事務所が損害を被ったということである。

dokidokiメンバー構成

「dokidoki」は2013年にデビューしたアイドルグループで、秋葉原を中心にライブを行っていたマイナーなグループだった。
数少ない映像がこちらである。

  • 野島玲奈
  • 藤田音子
  • 愛羽なな
  • 葵もも
  • 畠山もゆ
  • 美喜はるか

恋愛禁止が発覚した訳は?

dokidokiメンバーのひとりの恋愛が発覚したのはどういった経緯なのか?

被告となったdokidokiメンバーのひとり(当時15歳)が、男性ファンに誘われてラブホテルに行った。
その際に男性ファンが鏡越しに撮影したツーショット写真を、ファン経由でdokidokiの別のメンバーが入手して問題が発覚した。

この際、男性が鏡越しに撮影したツーショット写真を後日、ファンを経由してグループの別メンバーが入手。このメンバーも異性との交友関係について事務所に調べられていましたが、写真の存在を明らかにし、問題が発覚した。直後にグループは解散しました

どうやら所属事務所は複数のメンバーに対して「彼氏がいるか?」「不純異性交遊がないか」を調べていたようだ。
週刊文春の記事からは、別のメンバーが今回の裁判で被告になったメンバーのツーショット写真を明らかにしたとも読み取れる。

裁判の争点は?

dokidokiメンバーの恋愛禁止に関する裁判では何が争点になったのか?

所属事務所と被告のメンバーの間で、契約時に以下の規約が存在していたようだ。

「私生活において男友達と2人きりで遊ぶこと、写真を撮ること(プリクラ)を一切禁止する。発覚した場合は即刻芸能活動の中止および解雇する」

原告である所属事務所は、被告はこの規約に目を通しており、恋愛禁止を知っていた上で違反したと主張。
対して被告である元メンバーの女性は、他のメンバーも異性と付き合っていて、恋愛禁止の規約は事実上死文化となっていたと主張した。

判決の内容は?

この裁判は、原告の主張が認められ、原告の損害賠償額500万円の請求に対し65万円の支払いが命じられた。

裁判官は、「交際禁止条項は死文化しておらず、被告は条項を知りながら違反した」とdokidokiが解散の一因であることを認めた。
つまり、アイドルと所属事務所が契約時に「恋愛禁止」が書面上で盛り込まれていたら法的にも拘束力があるということになる。

指原莉乃が「やめません?」と提案

恋愛禁止は契約として有効だと法的に認められたことは、今後同様の訴えがあればアイドル側の責任が認められる可能性が出てくる。
AKB48をはじめアイドルグループの多くは恋愛禁止になっているが、アイドルは恋愛禁止の文化が有効であると認識しなければならないということになる。

この状況にHKT48の指原莉乃が「恋愛禁止って、やめません?」と発言し、恋愛禁止が一大事にある風潮に一石を投じたようだ。
しかし、問題なのは風潮ではなく、契約時の規約に「恋愛禁止」が盛り込まれていたことである。

このニュースを題材に、テレビ各局は「恋愛禁止規項」のあり方について議論している。15年9月27日の「ワイドナショー」(フジテレビ系)では、指原さんが「(事務所が)ちょっとやりすぎじゃないのかな、って思ってしまいます」とコメント。

指原莉乃自身もファンとの恋愛が発覚してAKB48からHKT48に左遷された経緯があるための発言のようだが、「恋愛禁止って、やめません?」は、所属事務所や秋元康をはじめとする業界関係者に向けてもらわないと意味がないだろう。

ファンは恋愛禁止を強制しているわけではないのだ。
さりげなく責任を世間に向けるのはやめて頂きたい。

それにしても、当時15歳のアイドルとファンの男性がラブホテルへ行ったようだが、ファンの男性の年齢は何歳だったのだろうか?
仮に成人していた年齢であれば、法的に別の臭いがしてくる気もするが、詳細については不明である。

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